カーコーティングをすると、要するにどんなメリットがあるの?とお思いの方必見! コーティングのメリット・意味・効果について、分かりやすく簡単にご説明します。
コーティングとワックスの違いって?
車のコーティングと聞くと、「ワックスのこと?」と思う方もいるかもしれません。混同されがちですが、この二つは全くの別物。
しかも、近年はコーティングが主流となりつつあるのをご存知でしたか?
従来、車のお手入れ品として定番であり人気を博してきたのがカーワックスです。カーワックスの主成分は植物性油脂で、傷を目立たなくしたり塗装の艶出しのためによく使われました。比較的安価で手軽に使える一方、ホコリなどが付きやすく落ちにくい、また効果持続期間が数か月程度のため何度も塗りなおすのが面倒、などのデメリットがありました。
それらの点を補うように登場したのがコーティングです。コーティング剤の主成分はコーティングの種類によって異なりますが、主に化学成分などから成り、分子レベルで小さな部分にも入り込み強固な保護膜を形成するのが特徴です。そのため熱や紫外線などのダメージにも強く、ボディ・塗装を保護する効果が高いのです。
また、汚れの落ち・水切れも良くなるため、手軽な洗車でも綺麗さを維持できます。さらに、ワックスよりも効果の持続期間が長く、ポリマー系コーティングなら6ヶ月〜1年、ガラス系コーティングなら3~5年も持続するほど長持ち!
長く愛車に乗り続けたい、大事にしたいという方には何より嬉しいですね。
こういったメリットから、人気はワックスからコーティングへ着々と移っているのです。
コーティングをやるべき理由
コーティングをお勧めするのには、もう一つ大きな理由があります。それは、「車を売却する際の査定価格に影響する可能性がある」から!
車査定において、傷や汚れがないかなど車体の美しさは重要なポイントです。コーティングをして汚れを付きにくく、落ちやすいように保ちつつメンテナンスすることで、売却の査定額アップも見込めてしまうのです。綺麗に乗って、お得に売るのがベストです!
コーティングするのは新車のうちに? 中古車でも大丈夫?
コーティングを勧められる機会は様々。新車や中古車を買った際など、購入直後に施工を進める販売店も多くあります。そこで皆さんが気になるのは、次のようなことではないでしょうか?
- ・新車のうちにコーティングしたほうがいいの?
- ・中古車にコーティングしても、意味はあるの?
しかし、実はコーティングする上で重要なのは「車が新車か中古車か」よりも、「施工前にどれだけ丁寧に下準備するか」。車の表面が汚れたままコーティングしても意味がないのは、新車でも中古車でも同じですよね。これから乗る車を傷など外的環境から守り、綺麗に保ちやすくしたいのなら、どちらの車であっても施工は遅くありません!
また、買ったその場で頼んでしまうとどんな店が施工するのかが分からず、選択肢も限られてしまいます。その場ですぐには決めず、じっくりとコーティング専門店を選んでから施工するのがオススメです。